注目したい消費者金融のレポート

お金が必要1

無担保無保証で融資をしてくれるのが消費者金融です。銀行の住宅ローンなどとは異なり、厳しい貸し付け基準がないことも大きな特徴といえます。無担保無保証であるが故に金利の高さが度々のように指摘される消費者金融ですが、多くのニーズに応えることで、社会貢献を果たしてきました。

最近ではネット上での借りやすさなどを問題視する声もあがります。その詳細を見てみましょう。

無担保無保証の消費者金融

お金が必要11

消費者金融といえば、日本経済を語る上ではなくてはならない存在といえるのではないでしょうか。多くの人の資金需要に応えることで、経済活動の活性化をもたらす原動力といっても過言ではありません。生活していくためには、さまざまな面でお金がかかることになりますが、時としてお金が足りないという状況が起こるものです。

そのような際には消費者金融が資金需要者に対して融資を行うことで、資金需要者にとっては助かることにもなります。何かと必要とされる消費者金融ですが、しばしばその金利などの高さが問題視されることになります。確かに銀行の住宅ローンやカーローンなどと比較した場合には、その高さはかなりのものになると言わざるを得ません。

現在では利息制限法や出資法の下での運営となっていますが、18%という高金利での営業活動を行っているのが大部分の消費者金融です。関連サイト-消費者金融 ... ノーローン

そもそも、消費者金融が高い金利にしなければビジネスが成り立たないという理由があることも念頭に置く必要があります。なぜなら、消費者金融が融資を行う場合には、原則として無担保無保証だからです。土地や建物などの不動産を担保にして融資を行う銀行などとは異なり、極めてハイリスクといえます。

多くの人に融資する消費者金融

消費者金融では、銀行や政府系金融機関での融資を利用できないような人にも積極的に融資をすることで、多くの人の期待に応えています。経済的に余裕がある人や社会的信用の大きな人でなければ銀行や政府系金融機関での融資を受けることはできません。

消費者金融は、そこまでの信用力を持たない人にも積極的に融資をすることで、社会貢献を果たしているといえるでしょう。仕事をしているサラリーマンはもとより、主婦や学生、年金生活者にまで融資を行います。むろん、返済見込みが全くないという人への融資を行うことはありません。

「主婦や学生でも融資は受けられるの?」という疑問を持つ人もいるかもしれません。主婦や学生でも一定の収入が見込まれれば融資を行います。主婦であれば、配偶者の収入での返済が期待できますし、学生であれば、アルバイトの収入での返済見込みが立つことになります。

むろん、いずれにしても、不確定要素が大きくあることは否めません。主婦は配偶者との離婚の可能性があり、学生であれば、アルバイトを辞めてしまうなどのリスクはついてまわるものです。消費者金融では、常にリスクと向き合いながらの営業活動となるため、結果的に金利も高めに設定せざるを得ないといえるのではないでしょうか。

総量規制も抜け穴が?

プロミスやアイフル、アコムなどの上場企業はもとより、小規模経営の消費者金融までが現在でも、多くの人のニーズに応えています。消費者金融にとっては、いかに多くの人に融資を行うかで、営業利益や売上高が決まるため、なるべく多くの貸し付けをしようとします。

しかしながら、このことが、多重債務者や返済困難者の増加に繋がるという事実も否めません。自己破産や任意整理、民事再生手続きなどの債務整理を余儀なくされる人が続出していることも度々のようにクローズアップされます。

このような事態を回避するためとして、総量規制の取り組みも始まっています。「借入総額が年収の3分の1まで」とすることで、多重債務者や返済困難者の数を減らしていこうという試みです。総量規制では、銀行ローンが対象外となるなどの不備を指摘する声も多く、見直しや拡充の必要性が求められています。

とはいえ、あまりにも厳格なものにすることで、闇金業者や街金業者に融資先を求める人が増えるなどの危険性もあるだけに難しい運営が続きます。

利便性の向上がもたらす負の側面

消費者金融の実態のレポートも多く報告されるなど、その動向には多くの人の視線が注がれているといえるでしょう。

最近のレポートでは、ネットワークサービスの台頭により、消費者金融をより身近なサービスとしてとらえる消費者が増えているということです。

確かにネット上には、多くの消費者金融が宣伝活動をしています。「WEBで完結」や「郵送物なし」などといった利便性や使い勝手の良さを謳い文句に掲げるものが目立ちます。このようないかにも容易にお金を借りられるということについては、利便性の向上という点を評価する反面、安易に借り入れができるということを危惧する意見や声も高まっています。

昔であれば融資を受けるためには、消費者金融の窓口に出向いて申し込んだり、無人契約機で申し込んだりなどの行為が必要であったため、その煩わしさや煩雑さが結果的に抑止力になっていたとも考えられますが、ネットで全てのことが済んでしまう現代社会では、借金地獄への歯止めがかからないのではという不安の声が高まっています。

「消費者金融の申し込み履歴は記録される?何か影響はあるの?」

日本を代表する金融グループの傘下に

レポートでも度々のように取り上げられるのが、消費者金融業者の再編や基盤強化に向けての取り組みの動きです。かつて消費者金融業者の代表格として知られていた武富士は姿を消すことになりましたが、その他のプロミスやアイフル、アコムなどの大手はその後も営業を続けています。

大手消費者金融業者が強化してきたのは、社会的信用力の強化といえるでしょう。株式上場を果たすことや大手金融グループの傘下に入るなどで確固たる経営基盤を作り上げてきました。大手消費者業者の多くが、批判を受けながらも長きにわたって営業を続けているのも、やはり、ニーズにマッチする取り組みに真摯に向き合ってきたからといえるのではないでしょうか。

三井住友フィナンシャルグループや三菱UFJフィナンシャルグループなどの傘下で活躍を続けるプロミスやアコムは、そのノウハウを惜しみなく系列グループ各社に伝授することで、グループ内全体の売り上げアップに貢献。

日本を代表する金融グループ内でも、消費者金融のビジネスモデルにヒントを得ようという試みが続いており、その行方に注目が集まります。